新着情報とお知らせ
２０２１年年頭の辞
2021-01-01
新年おめでとうございます。
一般社団法人京都府レンタカー協会
会長 秋山 直志
新年おめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大状況が不透明な中、令和３年の新年をみなさま健やかに迎えられたこととお喜び申しあげます。
令和３年の年頭にあたり謹んで新年のごあいさつを申しあげます。
レンタカー業界は数年来、社会全般に「所有より使用へ」との意識が高まり、また、インバウンド需要により順調に拡大してきました。登録ベースでは、２０１９年３月末では、軽自動車を含め８８万台となり、１００万台に届くのも近いかと楽観視されておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、先行きの不透明さを増しております。
昨年１年間はレンタカー協会のみならず全世界の経済活動全般が制限される中にあって、当協会ではコンプライアンスを徹底するとの観点から、各種取組を進めてきました。２年連続して労働安全衛生法上、必要とされている「積載車巻上げ機（ウィンチ）の操作に関する特別研修」を実施し、多くの参加者にコンプライアンスの徹底を図ることができました。
また、標準レンタカー貸渡約款の改訂に合わせ、改訂内容を全会員に周知するとともに、レンタカー許可条件の一つである約款改訂に伴う京都運輸支局への変更届提出の徹底を図っております。
さらに、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、全国レンタカー協会が策定の「レンタカー事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を全会員に配布・徹底し、感染防止に努めています。
また、当協会の数年来の課題であった会員の減少化傾向については、一昨年開催のレンタカー事業者講習会開催以降８者の新規会員を迎え、年間では１４者の新しい仲間を増やすことができ、組織の活性化を推進しております。会員増と共に、昨年は、定時社員総会を初めて書面決議により開催いたしましたが、新たに５名の理事の選任を承認いただき、理事会・各種活動の活性化を推進しております。
特に、当協会の新たな取り組みとして推進しておりました、障害者雇用推進の取組については、昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から実現はできませんでしたが、障害者雇用推進企業訪問等を通じ、多くの会員事業者が障害者雇用についての理解を深め、雇用できる環境作りを推進しています。
レンタカー協会は、レンタカーに係る会員の資質の向上を図ることも事業の柱の一つであり、１事業所に１名のレンタカーアドバイザー資格者の在籍を実現すべく、レンタカーアドバイザー資格認定講習会あるいはレンタカーマスター講習会の受講を推進するとともに、青年部会が中心となって研修会を定期的に開催し、レンタカー事業に係る知識のみならず、人間力向上に向け、レンタカー事業に勤務する会員従業員のレベルアップも推進してい
ます。
レンタカー協会は、会員事業者の参加により成立しており、本年も会員を中心とした各種行事の開催を堅持しつつ、レンタカー業界全体の発展のためにも、京都運輸支局との連携を深め、会員以外の事業者にも広く参加を呼びかけ、協会活動の理解を得るとともに協会加入への取組を進めます。
これからも、協会加盟事業者であるという「安心と安全」を提供し、協会加入のレンタカー事業者のみなさまと共にレンタカー事業を通じて、少しでも社会のお役に立てるよう精一杯努力する所存でありますので、みなさまのご理解とご支援をより一層賜りますようよろしくお願い申しあげます。
新型コロナウイルス感染症の早期終息を念じつつ、新年のごあいさつといたします。
以 上
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